「パトカーに追跡され衝突事故」
「との狙いが・・・」
「・・・ですって!」
などおかしな日本を使う局が多い。
その1。
自動車事故・事件でのニュースで
「軽自動車はパトカーに追跡され衝突事故を・・・」
と言う。
「され」って何だよ?
パトカー(警察官)は当然の職務として追跡しているんだろ?
まるでパトカーに乗った頭のおかしな警察官が暴走して煽って追跡しているかのような印象を与える。
追跡されたばっかりに事故ったかのような言い回し。
元々は「追跡されてしまうような行い」「不審な運転」をしている方が悪いんだろ?
ニュース原稿にするなら
「パトカーの追跡を振り払い」「停止命令を無視して・・・」でいいだろ?
追跡しているのは不審車が逃げているからだろ?
普通は止まるだろ?パトカーから警告を受けたら。
逃げなきゃ追跡のしようがないだろ?
だから逃げる方がおかしいんだろ?
女性のハンドバッグを引ったくった子供のニュースなら
「女性に追いかけられ子供は転んでケガを・・・」とは言わないだろ?
この場合、女性が追いかけたばっかりに逃げた子がケガしたような印象を与えるだろ?
盗んだ方が悪いんだろ?
追いかけるに決まってるだろ?ポカーンとしていないだろ?
子供くらいなら捕まえられそうなんだから。
なぜ放送局は犯罪者側を擁護するような言葉使いをするのか?
まるで被害者側に過失があるような言葉を使う。
パトカーは不審車両を見つけても黙ってろって事か?
女性はモノを盗まれても黙ってろって事か?
その2。
「狙い」をすぐつける。
「総理が***国へ向い、**長官との会合をしたのは***する狙いがある模様」
と。
まるで虎視眈々といやらしく何かを企てているかのような言葉を使うな。
「狙い」ではなく「考え」でいいだろ?
そのくせ高貴な人へ「狙い」なんて使わないだろ?
「***様が***をした事について***氏は****との狙いがあるとの見解」とか。
言わないだろ?
「狙い」という言葉で相手をバカにする。見下す。怪しむ。そんな感じに使うのが放送局だ。
その3。
「ですって!」
ここ10年くらいだろうか?アナウンサーが本当に良く使う。
コメンテーターや司会者などと話していて、追加の情報を話したとき
「***なんですって」、と。
タメグチ。
「そーそー!」
「かな?」
「じゃない?」
「だよね」
「・・・したよ」
も良く使う。
まるでバーガーチェーン店にタムロしてるガキの会話。
お笑い芸人のバカ騒ぎ番組だらけなのでテレビ局のスタッフも頭が汚染されたらしい。
真面目がバカにされる時代。
真面目な人がバカを見る時代。
カッコイイ大人がいなくなった。
ま、三流の国には三流の放送がお似合いでしょうかね。