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【大坂なおみ】 彼女にプロ意識はない。

女子テニスの大坂なおみ選手が5月31日、全仏オープンを棄権する意向を自身のツイッターで表明。
前日の記者会見を拒否し、罰金を言い渡されたばかりだった。
テニスの4大大会主催者が共同声明で「違反行為」と認定。会見は大会行事の一環として義務づけられ、繰り返せば
大会からの失格や4大大会の出場停止もあると警告を受けていた。
__________2021.6.1

わかる部分。
メンタルは人それぞれ。
自分は自分の道を行く。
それはいいが、彼女が間違ってる点がある。
会見は主催者が言うように、大会の一環だ。それを含めて大会だ。
試合だけするためにパっと来て、終ったらさっさと帰る。
それはスポーツマンシップに反する。
それがわからないのだろうか?
そしてそれができないのなら、今回のように棄権して去ればいい。
それが自由だ。

大坂選手は以前、マスクに政治的な意味のメッセージを書いた。
それも自分には違和感があった。
スポーツと政治は違う。
もちろん選手も政治活動をするのは自由だ。
だが、スポーツの場は関係ない。
だから北朝鮮でも五輪に出るのだ。
そして政治的な思いを捨て勝者を称えるのだ。
政治活動するなら競技場と離れてするべきだ。
先日の男子サッカーの試合でミャンマー選手が母国の国歌が流れた時に三本指を立てる人がいた。
これは同じ政治的な意味でも、大坂選手とは反対だ。
なぜなら彼は自分が今の国の代表(クーデターを起した軍)の広告塔ではないという旨を表したからだ。
抗議は抗議でも自国への戒めだ。
政治的な広告にならないとする行為。
政治的な広告になる大坂とは反対だ。
スポーツ会場で政治的な行為が許されるのなら、五輪や世界大会など会場はまるで戦争のように
なるだろう。
かつてサッカーの試合で韓国のサポーターが「日本の大地震をお祝いします」と横断幕を掲げたように。
そして別の試合で選手側もゴールを決めると相手国を揶揄するような妙なポーズをとったり。
政治的行動が許されるのなら必ずやりあいになる。

もう1つ違う点。
彼らは大坂のように自由ではない。経済的にも貧しい立場だ。
意思を表明する場がそこしかないのだ。
大坂はいつでも、どこでも、誰とでも活動できる。

会見1つ出来ないのなら、去るのがいい。
大会は多くのスタッフ、スポンサーが関わっている。そして世界に大勢のファンもいる。
運営が確立され、きっちりとしたスケジュールで動いているエンターテインメントだ。
誰が強いか?だけを決めるガキのケンカではない。
そういう場である事を知らない、わからないのならプロではない。
プロはプロの仕事をし、その対価として大金を得るのだ。
カネだけ取って「はい、さようなら」は無いだろう。

by vandoramoon9001 | 2021-06-01 07:00 | 意見

死ぬ前に話したい。世の中についての疑問、苦言、助言、思いつき・・・その他もろもろ気になった事


by vandoramoon9001